予防歯科
歯周病にならない為に、しっかりと定期検診を受けましょう。
初期の状態では、自覚症状がほとんどないのが歯周病です。気づいたら歯周病になっていたという方がほとんどです。
歯周病もむし歯と同じように早期発見と早期治療が大切になります。
毎日のセルフケアと定期検診を受けて、衛生的な口腔内環境を作りましょう。
こんなお悩み・不安はないですか?
歯ぐきから血が出る
歯ぐきが腫れている
歯ぐきから膿が出る
歯がぐらぐら動く
口臭が気になる・指摘される
歯周病について
歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。
歯と歯肉の境目の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し、炎症を帯びて赤くなったり、腫れたりします。そして、進行すると歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の境目が深くなり、歯を支える土台が溶けて歯が動くようになり、最後は抜歯をしなければいけなくなってしまいます。
定期的な検診をする事により、早期発見・早期治療ができ進行を抑える事ができますので、一度受診して、検査しましょう。
治療の流れ
- 1.診査
- 口腔内写真
歯周組織検査・プロービング
- 2.診断
- 全顎的な診断を行います。気になる所があればお知らせください。
- 3.カンファレンス
- 治療計画を立案します。無理のない治療を進めていきます。
- 4.歯周初期治療
- 口腔清掃指導(歯科衛生士による指導を行います)
スケーリング・ルートプレーニング
- 5.メンテナンスへ移行
- 定期検診や歯のクリーニングを受けて、歯の健康寿命をのばしましょう。
予防歯科について
予防歯科とは、さまざまの歯の疾患を予防する取組みです。
さまざまな歯の疾患は、日々のセルフケアや定期検診などで、早期に発見と予防する事ができます。毎日使う歯だからこそ、お子さんのうちから大人になるまで、そして自分の歯でいつまでも永く使えるように、そういった意識とケアでご年配になっても自分の歯を1本でも多く残す事が出来ます。8020運動というのがありますが、80歳になっても20本歯を残す取組みです。皆さまがいつまでも健康な歯で生活ができるように、地域のホームドクターとして取組んで参りますので、歯の事で気になる事あればご相談ください。
当院が行っている事
・TBI(ブラッシング指導)
歯科衛生士がしっかりと、患者さんに合った、ブラシの当て方や、フロスの使い方をご説明します。ちゃんと歯を磨いているのにブラシがしっかり当たってない方も多くいらっしゃいます。
ブラシの当て方・歯間ブラシやフロスなどの使い方を指導しますので、歯の健康寿命を一緒にのばしていきましょう。
・PMTC
PMTCは歯磨きでは取り除くことが難しい歯の汚れや細菌の巣を、歯科衛生士が専門的な器械を用いて強力に取り除く歯のクリーニングのことです。
むし歯や歯周病の予防につながります。
・フッ化物塗布
歯質を強化し、むし歯になりにくい歯にします。
抗菌作用や抗酸化作用により、むし歯菌の活動を抑制します。
むし歯になりかけた部分の自然修復を促進します。
よくある質問
- 歯周病とは、どんな病気なのですか?
- 歯周病は、歯ぐきの病気です。
歯周病になると歯ぐきの一部分が赤く腫れたように見えてくる・ちょっと息が臭くなる(口臭)・歯磨き中に歯ぐきから血が出る。などの症状が現れます。
日本人の成人の約80%が歯周病(歯肉炎or歯周炎)にかかっているといわれています。
- タバコって歯周病によくないんですか?
- よくありません。
喫煙者は、非喫煙者より治りが悪いことが報告されています。
歯周病だけではなく、体のことを考え禁煙することをお勧めします。
- 口臭の原因は歯周病?
- 口臭の90%の原因は口に中の病気と不潔な事が原因です。
歯周病の方は口の中の清掃状態が悪いことがほとんどで、その点からも口臭の原因の一つと考えられます。
お気軽にお問い合わせください。089-962-6480